男性の追加検査



基礎検査時に精子に異常が認められた場合は、追加検査が行なわれ、どこに異常があるかを徹底的に調べます。



1.精液の精密検査
この検査によって、女性の頸管粘液と精子との相互作用について、性交後試験(ヒューナーテスト)よりも厳密に調べることができます。
通常、受精は、卵子の外側にある層と精子が結合し、卵子を取り囲む壁(透明帯)を突き破るか貫通するかして行なわれます。
精子がこれらの一連の運動(動き)を正常にすることができるかどうかについて、様々な検査をして調べていきます。



2.精巣生検
精液検査で乏精子症や無精子症と診断された場合に、精巣で精子が正常に作られているのかどうかを調べるために行なわれます。
局所麻酔を精巣の組織小片を採取して顕微鏡で調べます。
採取自体は20分ほどで終わり、局所麻酔のための注射以外は痛みを感じる事はありません。
検査後は2~3日の間、精巣に痛みを感じることがあるかもしれません。
性行為は検査後1~2週間はとめられます。
無精子症と診断された場合でも、この検査で精子が見つかることがあります。
その場合は、精子の輸送経路の問題を確かめるため、精巣精管造影検査が行なわれます。



3.ハムスターテスト
精子が、正常に卵子の中に入る込むことが出来るのかどうかを確かめるための検査です。
透明帯を取り除いたハムスターの卵子を使い、精子が卵子と結合する能力や卵子に貫入する能力を調べます。
ただし、この検査を行なわない医師もいます。



ほかにも、生殖器の形状などを確かめるための超音波検査や、精子の抗体の有無を調べる血液検査などがあります。

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